僕らがもう大人だとしても 毎日晴天!7菅野 彰著
徳間書店 (2001.6)
通常2-3日以内に発送します。
内容:転載
遅筆なSF作家の秀は、最近さらにスランプ気味。
三日間家出していた勇太が、その訳を決して話してくれないからだ。
密かに気に病む秀は、ある朝恋人の大河の真実を知って大ショック!!
実は秀の作る甘い出し巻卵が嫌いで、同居以来、ずっと我慢していたのだ。
なぜ誰も自分に、本当のことを言えないのだろう―。
ささいな痴話喧嘩をきっかけに、秀はひとり悩みはじめて…。もうね、何が嬉しいって、この展開を待っていたのですよ(泣)
「毎日晴天!」の小説の方を全巻揃えても、大河と秀のところしか読めていないほど、この二人が大好きですv
勝手に目が大河と秀の文字を探してしまうのです・・・。
で、ラブラブな場面?を何度も読み返すわけですvv
元々遅筆な小説家の秀と、編集の大河は締め切り前だと険悪になるというのに、そこへスランプも到来しています。
秀が長年夢見ていた家族と何より大河との暮らしで、なんと大河には隠し事が!
朝ご飯のおかずをあらかた弟達に片付けられてしまい、大河は出し巻き卵に醤油をかけ始めます。
それを見て秀が問うと、大河は初めて理由を言いました。
それは・・・秀の作る出し巻き卵が甘くて苦手だけど、我慢して食べていたこと。
朝から、わいわい他の事で揉めていたのに、秀はそこにこだわり続けます。
些細なことだけど秀にとっては、かなりのショックだったようで。
勇太の実父が死んで、それを勇太が教えてくれなかったこと。
秀に気を使ってのことだと分ってもやっぱりショックで、秀はぐるぐるとまた悩み始めます。
ショックなことが積み重なった頃、秀がまたとんでもないことを言い始めます。
京都に住んでいた頃、お世話になっていた教授から養子にならないかと話が来たからどうしようかと。
秀は思いつくと見た目は慎重そうだけど、すぐに飛びつくような危ない部分を持っています。
辛いところを何かで宛がうような、危険な考えを割りと平気で考えます。
優しい顔して結構、自分の事しか考えてないところも多少見え隠れしてるので、そういうところも好きですが^^;
とにかく、ナーバス信号が点滅した秀は非常に危ないです。
大河も勇太も本当にご苦労様です<(_ _)>
秀は京都に断りに出かけるのですが、それを知らない帯刀家は大騒ぎ!
急いで大河は秀を追いかけ、京都へとやって来ます。
教授から話を聞いて、岸和田へ。
そこで勇太の実父の墓参りに来た秀を捕まえます。
東京へと帰る新幹線の中、このまま帰りたくないという秀。
大河達は、目的も無いまま北国へ。
で・・・・・・。
朝チュンです♪
どんなに待ったことか!
いや、二人は縁側でお茶をすすってるような長年連れ添うほのぼのカプでも一向に構わないんですけど!
たま〜に見せる切なそうな表情の大河と、何があったのかわかってない秀の表情を見比べていたいとも思いますけど!
でもでも、待ってました!!!
コミクスでもずっと我慢してましたねvvv
大河は、もういっそ清清しいほど哀れな(笑)ところが大好きですが、こんなにアレをした(といっても朝チュンだけど;)というのが嬉しいカプも珍しいです(笑)
可愛い、いとおしい、そんな大人な二人です。
夢のころ、夢の町で。 毎日晴天!11原作 菅野 彰
挿絵 二宮悦巳
出版社 / 著者からの内容紹介:転載
勇太が今も大切に持っている、中学入学式の写真。
それは、秀と二人で過ごした時間を、懐かしく呼び起こす宝物。
大学生の秀に当たり屋として出会った、十歳の岸和田の思い出、養子にしたいと秀が父親の元に通った一年間、そして晴れて勇太を息子に迎え、親子の絆を結んだ四年間の京都時代…。
勇太にとって、つらくも鮮やかな幸いの日々を描く、「晴天!」の原点、ついに登場!!
秀と勇太の過去が知りたかったので、手に入れてみました。
で、小説全部揃えてしまったわけですが・・・。
岸和田の話は、秀がどうしてそこまでするのか気になりました。
岸和田まで通うなんて大変だな〜といらないことまで気になったり…。
‘どうにかしてやりたい子’を、あの若さで自分の子にするという発想は、秀だから出来たんでしょうか。
頭の中で作り上げた空想というかシナリオを、簡単に言ってしまう、やってしまう。
だから人に理解されづらいし「外国人か」といわれるのかな、とか。
秀が、初めての‘執着’を持ったからでしょうか。
どうしても手に入れたい、きっと今までそんなことは思ったこともなかったと思います。
あの大河にでさえも。
もっと京都の生活を読めるのかと思っていたのですが、勇太の荒くれた時の話、でした。
もっと二人きりの生活を読んでみたかったな。
秀によく似た少年の話が哀れで、勇太は結局何もしてやらなかったのかと、そこが、らしくないような気がしました。
くっつけ、とかそういうのではなくて、彼をもう少し大切に、気にかけてやれなかったのかな〜と。
気にはしてるけどそれで終わり、という感じが勇太には似合わない気もしましたが、よく考えてみれば彼もまだ幼い訳ですよね;
気になったのは、拍車をかけて秀がダメダメなところ。
帯刀家では、料理も裁縫も掃除も布団の上げ下ろしもやって完璧じゃないですか。
ボヤを出しそうな程ダメダメではないのに。
勇太だと、つい気持ちがどこかで頼ってしまうのかな〜。
父子が逆になってますね(笑)
勇太のあの言葉は非常に読み易いというか、ナチュラルに感じるんですが、南大阪の方はどうなんでしょうか?