テイク・ラブ

今日、メールにて復刊希望の本が発売されると知りました。
嬉しくて記事にしています。
ゆっくりと更新速度はめちゃくちゃ遅いですが、ぼちぼちとBL作品への萌えを語っていこうと思います。

3ヶ月、更新をストップしていたわけですが、拍手をたまに頂いてました。
それが心から嬉しくて(泣)
好きなものを語っていると、ひっそりと見て下さる方もいるのだな〜と、これまたひっそりと感じておりました。
ありがとうございます(^^)


野村史子、それは私の腐の趣向が決まった方。
栗本梓も竹宮惠子もそうだけど、ダークで隠微で、JUNEという言葉で称される世界は独特のものがありました。
決して報われる事のないラスト、というのも大好きな世界です。

野村さんはJUNE誌上の栗本(中島)さんの「小説道場」出身者で、わずか3年しか書かれませんでした。
その作品数も数えるほど。
この少ない作品をどれだけ読み返したかわかりません。
筆を折られた理由を後になって知った時はショックでしたね〜。
今は違う方面にて活躍されてる事にもびっくりでした。

個人的に、野村さんの「レザナンス・コネクション」が大好きでオススメなんですが、これは復刊ではないのですね(汗)

この「テイク・ラブ」は木原音瀬さんも挙げてらっしゃった記憶があります。
コノハラーにはオススメかもですね〜♪

テイク・ラブ (KAREN文庫 Mシリーズ)テイク・ラブ (KAREN文庫 Mシリーズ)
(2007/10)
野村 史子

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そう・・・かなり痛いお話ばかり書かれます。
短いページなのに、ずっしり重い。

挿絵が、魔木子さんと仰る女性誌に描かれる方だったような気がします。
耽美ですね〜。

テーマ:BL小説 - ジャンル:小説・文学

17 : 32 : 54 | JUNE 野村史子 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑

テイク・ラブ   …(泣)

今、祭り開催中で嬉しいんですが、逆にちょっとショックな事がありました。

先日某所にて、衝撃的なものを目にしてしまいました。
当時、作家さんご本人がご自分の作品の後日談を話されていたそうです。


以前載せた『レザナンスコネクション 〜共鳴関係〜』が唯一ハッピーエンド、と書きました。
一応、ハッピーエンド作品らしきものは他にもあるにはあるんですが、その作品は当時読んでいてハッピーエンドと思えないハッピーエンド、という解釈でいました…。


 『テイク・ラブ』

大学紛争の最中、攻めと受けはどろどろの愛憎劇を繰り広げます。
もう「昼メロ」も驚きますよ。
で、攻めは受けの元から去っていく。
しかも最悪の形で。
精神に異常をきたした受けでしたが、時はゆっくりと流れて子供(受けにとっては癒し)と共にやっと落ち着いた日々を過ごしています。
その前に攻め現る。
そして、再会を誓って、攻めは内乱の続く南米へと向かう。
ここで話は終わっています。

ですが、後日談は・・・その地で攻めは内乱に巻き込まれて死ぬんだそうで…orz


唯一のハッピーエンド(と思っていた?)『レザナンス〜』も、受けを好き過ぎてアメリカまで逃げてしまった攻めを、追っかけて行った受けでしたが・・・。

後日談では、結局攻めに振り回されて受けは精神崩壊…orz


いや、ここまでだとは思いませんでした。
さすが、野村さんにかかれば…
こういう味付けなんですか、そうですか。

救われねーーー(泣)


いずれも受けが精神崩壊。
やたらグローバル。


うぅぅ…20年近く経って知った後日談の内容ですが…辛過ぎます…。


無性にアホアホが読みたくなって来ました orz

テイク・ラブ テイク・ラブ
野村 史子 (1991/03)
角川書店

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00 : 26 : 29 | JUNE 野村史子 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑

レザナンス・コネクション 〜共・鳴・関・係〜

ここずっと作品に触れていないので、新年第1回目、といっても一ヶ月経ちますが、大好きで何度も読み返した小説でいきたいと思います。
今は全く小説は読まないのですが(オイオイヾ(-_-;) これはアホほど読み返しました。
全て持っていかれましたね…(遠い目)


野村史子さん。
※ものすごい儲のため、暴走の危険性大です。苦手な方はスルーで(汗)
 ネタバレもいつものようにあります。



私にとっては、忘れる事のできない作家さんです。
約3年で書くのを止められたので、もう作品を読むことは叶いません。
実際、ご本人のその当時を振り返られた記事を読んで、とても悲しくなりました。
あんなに素晴らしい作品で、後にも先にもいらっしゃらないものを書かれたというのに、あれはなんだったのか?と。
だったら、当時を振り返った記事は残して欲しくなかったとも。
「もう筆を折られたんだ」と思うだけで済んでいたのに、と。
大好きだっただけに、それを否定される感の記述は寂しいと思えました。
(否定ではないのかもしれませんが、とにかく寂しかった(T_T)

ご本人の当時の心情を削って散りばめられたのかと思うほど、作品は全て痛くて切なくて、苦しいです。
それほど危ういものも一緒に感じました。



 レザナンス・コネクション 〜共鳴関係〜

この方には珍しくハッピーエンドです。
唯一かも知れません。
そして誰も死なない話も唯一かも知れません(ーー;)

関西が舞台になります。
企業の御曹司、了。
孤児院育ちで、了に引き取られ、一緒に暮らすことになる真紀。
この二人の関係は非常に危ういです。

孤児院の訪問で出会い、引き取られた真紀の精神は闇の中にいました。
それを引きずり出したのが、了です。
そのため真紀にとって了はかけがえのない、絶対的な存在です。
嫌な事も「嫌」と言いつつ、了の言いなり。
了の心の中を確実に受け止めて、それを了自身に返す、そんな関係でした。
それが、次第に二人の間に影を落としていきます。

美しく危うい魅力を周囲に撒き散らし、それに気付かない真紀。
彼には了しか見えません。
彼は何も知らない、受け付けない子供だったので、頭の中の真っ白なページにはどんどん了の事が吸収されて、その通りに育ちました。
インプリンティングのような状態です。

真紀は了以外の人間に興味がないので、誰にでも優しくて人当たりが良く、また、機械的な物理方面に才能を発揮していきます。

了も御曹司らしく、自信家で傲慢で皮肉屋。
女にモテるけど、一部の人間からすれば鼻持ちならない奴という感じです。
見た目も学業も芸術的なセンスも全て完璧です。

そして、真紀に恋した女性を軸に3人で話は展開します。
とにかく女性が出てくるとBLは厄介な事も多いのですが(w 彼女は本当に素敵な役割を担ってくれます。

読んだ後「これが100ページもない小説なの?!」と驚くくらい、内容は濃くてずっしり来ます。
このような作品に出会えないのが(あくまで私的にです)残念です。

それと、挿絵…。
もうホント、JUN○掲載時は信田琴○さんだったと思いますが(違ったかな(汗)、これがピッタリで、切り絵のように白黒ハッキリさせた独特の絵が素敵でした。
(「鼓○淵」もそうだったかな〜)
残念ですが、文庫では全く違う方で全く雰囲気があっていなくて、非常に残念でした。
(この方のマンガは当初の頃は読んでいて好きだったんですが、それでもショックでした…)

涙なくしては読めない作品です。
この小説で「心理学って面白そう〜」と本気で考え始めたおバカな私がおりました…。
でも、心理学には数学がつきものと聞いて諦めました(早っ!)…orz

この作家さんで、今の趣味趣向が決定してしまったような気がしてなりません(泣)
ドラマを見ていてもラストシーンは「違う!」と思ってしまいます。
多分私がラストを描くと、皆死んじゃうと思います(-_-;)


たった「3年」が、こんなに一個人について回るという事が、今更ながら怖い作家さんであるとも思えます(汗)

レザナンス・コネクション―共・鳴・関・係 レザナンス・コネクション―共・鳴・関・係
野村 史子 (1990/11)
角川書店

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16 : 33 : 07 | JUNE 野村史子 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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